8年2月26日 火曜日 8:49:54
宇井清太 蘭展の期間中にこれを書いている。
現在トウキョウドームでも蘭展が開催されている。
多種多様なランが展示されている。
これらのランは、植物分類学の神が創造した物のリストアップ、整理という目的で分類され、
「学名」で命名されている。

ここでは、この分類と視点を変えて・・・・
材木腐朽菌(ラン菌)とランの関係。
生息場所の栄養状態からみたラン、他の植物の分類し、SUGOI-ne栽培を考察してみたい。
このような分類からラン栽培を行うと、SUGOI-ne栽培は大成功するからである。

ランは
「貧栄養植物」
「栄養植物」
「腐生植物」
  に分類することが出来る。

貧栄養植物としてのラン
      着生ランのほとんど。(森、林などでの負組みとして不毛の地に追い遣られたラン。)
      赤松、カラマツ林に自生するラン
      石灰岩、蛇紋岩地帯に自生するラン(アツモリソウ、パフィオの一部)
      岩、礫地帯に自生するラン(ウチョウラン、イワチドリ・・・)
      水ゴケに自生するラン(サギソウ、トキソウ・・・)
      高山植物としてのラン(ハクサンチドリ・・・)
      サバンナの地生ラン
      温帯の乾燥した草原に自生するラン

栄養植物としてのラン
      森林の腐植に富む地帯に自生する地生らんのほとんど。(シンビ、パフィオ、カランテ・・・・クマガイソウ)
腐生ラン
      腐植の中に自生葉を無くしたラン(アンダーグランドオーキッド、マヤラン、オニノヤガラ・・・)
      

  以上のように大きく分類することが出来るが、全てのランに共通するのは、
  「ラン菌」の存在である。
  問題はSUGOI-neの宇井清太新発見のラン菌が、ラン全てに共生、適合するか否かということである。
  ここにでてくるのが、微生物と下等植物(コケ、地衣類)と高等植物の進化の問題である。
  ランは地球上に生まれた最後の植物。
  ニュー植物である。
  このニュウ植物が・・・・最新なるが故に・・・・ランに残された土地は先達植物が見捨てた不毛の場所しかなかったということである。
  仕方なしに・・・不毛の地を開墾、開拓しなければならなかった。
  明治維新のとき・・・・幕府についた藩は・・・・北海道を開拓しなければならなかった。
  こういう説明をすると理解出来るかもしれない。
  そこで・・・助を求めたのが材木腐朽菌・・・・「ラン菌」である。

  材木腐朽菌(ラン菌)のことを考えると、植物が海から陸上に上がった時から材木腐朽菌が発生した。
  植物の死骸、落ち葉などを食べ物にして生息する・・・・進化である。
  この菌が地球全土に広く分布したと考えられる。
  その後材木腐朽菌も多種多様に分化の進化を行ってきた。
  キノコに多くのキノコがあるのはその証しである。
  大陸移動・・・・・。
  現在の地球の陸地は、この何億年にわたる大陸移動の結果の姿であるが、
  微生物、材木腐朽菌の立場に立てば、大陸移動に伴って、全世界の陸地に散らばったに過ぎない。
  ここにSUGOI-neの問題が出てくる。
  なぜSUGOI-neの宇井清太新発見のラン菌が・・・・
  全世界のラン・・・・・
  素晴らしい生育をするのか・・・・。
  宇井清太新発見のラン菌は・・・・日本で見つけたものである。
  その菌が・・・なぜ・・・ヒマラヤのCymbidium、デンドロ、バンダ・・・・。
  南米、中米のランが素晴らしい生育をするのか??????
  答えは簡単である。
  大陸移動である。
  
  ランには各地にラン固有種というもがあるが、材木腐朽菌は・・・ラン菌は、
  大陸移動以前から生息しているので、全世界に広く生息していると考えられる。
  事実、日本のマツタケとカナダ、フィンランドのマツタケと同じDNAである。
  フランス、イタリアのトリフが・・・・日本の岩手県、富士山麓にも自生する・・・。
  宇井清太の新発見したラン菌(材木腐朽菌)が、全世界に分布しているかどうかは今後の研究に待つが、
  同じDNAを持った多くの材木腐朽菌が存在する可能性は極めて高いのである。
  現在の植物分類学から見たランの種類と、材木腐朽菌からみたランの分類は異なるのである。
  同じ菌と共生しながら・・・・ランは進化し、多くの属に分化したと考えられる。
  このように考察すると、自生地の大陸が異なるカトレアとシンビが、パフィオが宇井清太の新発見したラン菌で、
  同じように素晴らしい生育することが不思議なことではない。
  むしろ当然なことである。
  なぜなら、同じ場所に生息するラン科以外の植物でも、見ることが出来るからである。
  宇井清太の発見したラン菌が、ブルーベリー、ツツジのようなツツジ科植物から、
  南米のアナナス類、ヨーロッパのバルカン半島に自生するクリスマスローズが、
  素晴らしい生育をもたらすのである。
  同じ菌が、ランのみでなく他の多くの植物に素晴らしい生育をもたらす!!
  このことで、SUGOI-neで多くのランを栽培出来ることが不思議でないことが証明される。
  マダカスカルのランとヒマラヤのランがSUGOI-neで栽培できたとしても不思議ではない。
  ラン菌・・・材木腐朽菌は、植物の死体、枯れ葉があれば、そこに生息繁殖出来るので、
  新参者のランにとっては、誠に都合の良い微生物である。
  他の植物が見捨てた不毛の地にも、植物の死骸、枯れ葉は多かれ少なかれ存在する。
  この多かれ少なかれが・・・・冒頭の、
  「貧栄養植物としてのラン」「栄養植物としてのラン」「腐生植物としてのラン」に分かれた。
  極めて植物の死骸、落ち葉が多いところでは「腐生ラン」「栄養植物ラン」が自生し、
  少ない場所では「貧栄養植物ラン」が自生するようになった。
  水ゴケの自生地では、極端な貧栄養であるが、そんな場所にも自生するほかの植物の死骸、落ち葉はある。
  そこにも材木腐朽菌は細々ながら生息している。
  サギソウなどは、この非常に貧しい養分を栄養源として生きている。
  水ゴケの自生する湿地、シベリアなどのツンドラ地帯は、夏が短く気温が低い。
  材木腐朽菌が植物の死骸などを分解する速度は極めて遅い。
  ためにピートモスが厚いそうになる。
  有機酸のためにPH4近い強酸性である。
  こういう場所にもランは自生する。
  こういう場所にはカラマツ、ツツジ科のブルーベリーも自生する。
  強酸性でも生きられる貧栄養植物である。
  ツツジ科植物は、他の植物では生きることの出来ない貧栄養地、強酸性地でも生きられる。
  なぜか?
  共生菌の助けを借りている。
  「菌根菌植物」はそういう植物である。
  ツツジ科植物栽培では、自生地の土壌分析から、これまでPHに重点が置かれてきた。
  ところが、SUGOI-neで栽培してみると強酸性は必要ないことが判明した。
  これまでの定説が覆ることになった。
  強酸性土壌でも生息出きる材木腐朽菌がいて、その菌と共生して生きていたのである。
  同じことが、南米のカトレアの自生地にも言える。
  ほとんど同じ場所にアナナスが自生している。
  これまで、アナナス科植物も水ゴケ、ピートモスで栽培してきた。
  これらの植物もSUGOI-neで栽培出来ることが解かった。
  同じラン菌(材木腐朽菌)でカトレアもアナナスも生きてきたのである。
  次に、このような栽培実証例から、SUGOI-neでのラン科植物栽培法を考察してみたい。

  
  SUGOI-neには
    SUGOI-ne1号(ブナ、コナラ、ナラなどの広葉樹の生樹皮)
    SUGOI-ne2号ゴールド(カラマツ、赤松の生樹皮)
  以上のふたつがある。

  なぜ2種類。つまり広葉樹と針葉樹の樹皮で製造したかということであるが、
  これには、全記したように、植物、ランには「貧栄養植物」と「栄養植物」のふたつがあるからである。
  広葉樹の生樹皮には多くの「糖」を含む豊富な栄養が含有している。
  このような豊富な栄養を含むSUGOI-ne1号で、サギソウ、ウチョウランなどの「貧栄養ラン」を栽培すると、
  養分がありすぎて良く育たないことが判明してきた。
  このことはランのみでなく「ユキワリソウ」などでも見ることか出来る。
  このため、より養分の少ない針葉樹の樹皮でSUGOI-ne2号ゴールドを作る必要がでてきた。

  SUGOI-ne2号ゴールドではほとんどのランが素晴らしい生育をする。

  SUGOI-ne栽培で最も問題になるのがカトレア、バンダ、コチョウランなどの着生ランである。
  これらの着生ランは前記したように樹上で生活しているから、非常な貧しい栄養条件下で生きている。
  だから「貧栄養ラン」と記したが・・・・本当の姿は「栄養植物」なのではないか?
  こういう疑問がSUGOI-neで植えた結果出てきた。
  本当は・・・・もっともっと養分の豊富な場所で生きたいのではないか?
  そういう場所が残されていないから・・・仕方なしに樹上生活しているのではないか?
  事実、SUGOI-ne1号でカトレア、バンダ、コチョウラン、その他の着生ランが素晴らしい生育をする。
  更に空中に根が伸びることなくなる。
  これは・・・一体何を意味するのであろうか。


 ラン栽培の根本を問う
   これまで、ランは水ゴケ、軽石、バーク、ヤシ繊維、杉皮のほとんど養分のない・・・
   つまり「貧しい養分」のもので植えてきた。
   そういうコンポストに植えて肥料を与えて栽培してきた。
   こういう栽培でも・・・・どうにかランを栽培できた。

   本当にこういうコンポストをランは喜んでいるのか・・・ということである。
   前記の「貧栄養植物としてのラン」は、こういう養分の含まないコンポストでも作れる。
   しかし、他のランでは・・・・無理があるのである。
   材木腐朽菌が分解する植物の死骸、枯れ葉がない。
   したがって自生地における「炭素循環」がない。
   そのために「肥料」を与えなければならない。
   ランが最も必要なのは窒素より「糖」なのである。
   この糖のことが・・・ラン栽培になかった。

   腐生ランが腐植の中でいきつづけることが出来るのは、
   材木腐朽菌が分解する「糖」が腐植の中にあるからである。
   炭素率40以下の植物の死骸には材木腐朽菌が繁殖し分解する。
   炭素率40以上の窒素の多いものには材木腐朽菌でなく、乳酸菌、酵母菌・・・のような、
   醗酵、腐敗菌が繁殖し分解する。
   こういう菌は植物のみでなく動物の死骸も・・・たんぱく質をも分解する。
   材木腐朽菌とは違う分野のものである。
   このような菌は炭素循環ではなく窒素循環である。
   有機肥料は・・・こういう菌が分解した窒素である。
   ランの肥料というのはこのような成分・・・・最終段階の窒素は硝酸態窒素。
   であるなら・・・・化学薬品の硝酸でも良い。
   この考え方が現在の肥料となる。
   無菌培養の培養基は・・・・このような考え方で作成される。
  それに添加される砂糖は・・・・自生地では材木腐朽菌が植物の死骸から分解した炭素化合物。
  ナドソンは自然界の炭素循環、窒素循環をフラスコの中に再現してラン発芽に成功した。
  見事なまでの自然、自生地の洞察力である。

  ところが、ナドソンから100年の期間の今日まで、
  コンポストに自然界の炭素循環を再現した者はいなかった。
  養分のほとんどないコンポストに窒素循環の肥料を与える栽培が定着した。
  片方の車輪のみの車のようなものである。
  

  横道にそれたので元に戻すと、
  ランの原種の記述に、着生、地生、岩生と記される。
  更に石灰岩・・・・地帯に自生とも記される。
  そこで、非常に単純に石灰岩に自生するパフィオなら・・・・コンポストに石灰岩をミックスと考える。
  ブルーベリー、サツキ、シャクナゲならピートモスでPH4,0の酸性にすることが考えられる。
  SUGOI-neで、この考え方が大きな誤りであることが実証された。
  SUGOI-ne1号、SUGOI-ne2号ゴールドはPH4,0のような強酸性ではない。
  前記したように、それでも素晴らしい生育をする。
  植物、ランから見たら・・・なにやってんだ!!
  そういうことであろう。
  土壌分析学。
  この学問からの植物栽培の限界である。

  なぜ、新参者のランが、着生、地生、岩生、水ゴケ、腐生で生きられるのか?
  材木腐朽菌が樹の枝にも、幹にも、土壌にも、岩の上、窪みにも、水ゴケにも、腐植の中にも生息し、
  菌糸を伸ばしているからである。
  ランは・・・この材木腐朽菌の菌糸を見逃さなかった。
  パートナーに選んだ。
  この誤りない選択が・・・・今日の26000に及ぶ大家族に発展したのである。
  だからこそ、宇井清太新発見の一つのラン菌で、ほとんどのランが生育できるのである。
  石灰岩地帯に自生するパフィオが石灰を好きなのではない!!
  こんな不毛の地にも、材木腐朽菌が生きている。
  その材木腐朽菌がすきなのである。
  その材木腐朽菌が分解する養分が好きなのである。
  その養分で生きているのである。
  だから、自生地ではナンプ病などに罹らない!!
  その場所は材木腐朽菌が勝組みのエリアであり、ナンプ菌が繁殖出来ないエリアである。
  なぜなら、その場所にはナンプ菌の好きな窒素循環が乏しく硝酸態窒素が少ないからである。
  石灰岩地帯には窒素の含有の多い他の植物は自生しない。
  したがって。その植物の死骸、落ち葉にもたんぱく質が少ない。
  たんぱく質が分解するが窒素循環である。
  蛋白質が分解すると尿素、アンモニア態窒素、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素になる。
  現在の農業、園芸、植物の肥料は・・・全てこのたんぱく質の窒素循環から考案されたものである。
  化学薬品で・・・・置き換える!!

  SUGOI-ne栽培は、このラン自生地の根本のところにメスを入れ、問題提起したコンポストである。
  ラン菌という一つの発明、発見があり、コンポストが作られると、
  これまでの未知の、未開発の部分が一気に解明されることになる。
  これまでも、多くの人が「糖」「炭素化合物」についてランで実験した。
  宇井清太も昭和40年代に研究した。
  砂糖を水ゴケに注入。
  メイプルシロップを注入、葉面散布。
  コーンシロップを注入、葉面散布。
  ブドウ糖の注入、葉面散布。
  ランでは・・・・水ゴケ、バーク、軽石・・・・いずれも効果を見ることはなかった。
  今から思えば当然である!!
  ラン菌がいないから・・・・ランが吸収出来る分子の糖、炭素化合物ではなかったのである。
  恐らく、酵母などが分解したと想像されるが、酵母は酒を造ってもラン菌ではないから、ランに供給できない。
  アルコールを作る菌を、ランはパートナーに選択しなかった。
  ランのこの選択の素晴らしさが・・・・ランの生存繁栄につながった。
  人間、どの会社を選ぶかによって、その後の人生変わると似ている。
  女なら、どんな男を選ぶかによって・・・・幸せが・・・・と似ている。
  学者なら・・・どんなテーマを研究するかによって・・・・ノーベル賞・・・である。
  つまり、これまでの、農業、園芸、植物界は・・・・菌根菌の働きを削除、無視してきたと言うこと。
  ラン界も農業の作物栽培の・・・・多収穫栽培技術を導入した・・・肥料で作る技術を導入したのである。
  山の草、それもスローライフのランに・・・・資本主義の多収穫を導入した。
  ここに、根腐れ、病気の問題が負の遺産として・・・蘭界に横たわる。
  この栽培が継続されれば・・・・次々にランは枯れるから・・・・輸入業者は経営が成立する。
  肥料も植えれる。農薬も売れる・・・・・。
  でもランは枯れる・・・・
  ラン人口は増えない・・・・!!

  この大系の果てに・・・・現在の蘭展は開かれる。
  肥料で作られた大株、大鉢が賞を手にする。
  だが、問題は・・・・この株を保存、株勢を今後も維持保存できる保証はない。
  ここが重要な点である。
  ラン菌削除のコンポストと肥料で作られた栽培技術は、普遍的なものではないから、
  蘭界の栽培技術の向上、発展にはつながらない。
  ということは、大面積には絶対応用できない技術であるということ。
  一時期の・・・個人の優越感を満足させる技術。
  他人がマネの出来ない技術。  広く普及しない技術で終ってしまう。
  門外不出の技術。
  園芸には・・・・そういう技術があるようである。
  だが、門外不出の技術も・・・・ラン菌削除の技術では・・・・自生地と乖離しているから・・・・
  ラン栽培では・・・・必ず・・・・問題が出てくる。
  ランは未だに作物になっていないからである。
  株が大きくなれば、生きるだけでも・・・・呼吸作用に多くのエネルギーを必要とする。
  このエネルギーは肥料ではない。
  光合成で作る「糖」である。
  前記したように、水ゴケ、バーク、軽石には・・・・この糖がない。
  だから株の勢いを持続できない・・・状況が必ず起こる。
  この場面で・・・・私たちはつまずいてきた。
  切花栽培が日本にあまり定着しないで来たのは、ここで経営が破綻汁からである。
  だから・・・・鉢ごと「処分」する・・・鉢もの栽培。
  消費者が枯らすことを前提にして生産する鉢物経営である。
  それと、枯れても文句の出ないマニアックな原種・・・・。
  だからラン栽培は難しい・・・!!
  この先、蘭界は何処にゆく?????

  そういう状況を破るためにSUGOI-neを開発したのである。
  SUGOI-ne柴葉では・・・・それではどうするか。

  開発して満3年。
  見えてきたものがある。
   1 貧栄養植物としてのランでは
       SUGOI-ne1号は養分が濃すぎる。ありすぎる。
       この場合は、他の養分のない軽石などとミックス。約30%ミックスすると良い。
       水ゴケに自生するランにはSUGOI-ne1号は使用しないこと。
   2、ほとんどのラン(栄養植物としてのラン着生ラン、地生ランのほとんど)
      SUGOI-ne1号、SUGOI-ne2号ゴールド単用。
      この中でも比較的養分の少ないのを好むランでは、 SUGOI-neミックスチップ30%ミックス。
      SUGOI-ne2号ゴールド単用
   3 腐生ラン
      SUGOI-ne1号単用。

  無菌培養した時、ランの種類によって微妙に砂糖の量を加減しているが、
  これは、ランによって「糖」に対する要求が異なるからである。
  1000cc、30gの添加でよく育つランはSUGOI-ne1号、SUGOI-ne2号ゴールド単用でも素晴らしい生育を行うようである。
  30gでは濃すぎるランではSUGOI-ne2号ゴールドがよい。
  非常に少ないランでは・・・・軽石などとミックス。

  

  「貧栄養植物」
   貧栄養植物は湿地帯、サバンナ、新しい火山の火山灰、軽石地帯、ツンドラ、高山の砂礫地帯、
   石灰岩地帯、蛇紋岩地帯などの栄養の乏しい場所に自生する植物に多く見られる特異に進化した植物。
   
   湿地ではモウセンゴケなどように「食虫植物」となり、虫を溶かして栄養源とする。
   新しい火山の岩礫(軽石)地帯ではコマクサが自生する。
   ツンドラ地帯では水ゴケ、カラマツ、ブルーベリーなどが自生する。
   サバンナではベンケイソウ科の多肉植物が自生する。
   石灰岩地帯では・・・・ランではパフィオなどが自生する。
   蛇紋岩地帯では・・・ランのアツモリソウ、早池峰ウスユキソウが自生する。

   以上のように考察すると、エビネ、東洋ランのCymbidiumを軽石に植えるというのは、
   貧栄養植物でないエビネ、東洋ランにとっては・・・・まさに拷問のような苦しみであろう。
   なぜならCymbidiumには腐生ランのマヤランがあり、Cymbidiumの進化から考えると、
   Cymbidiumは腐生ランのDNAを持っているからである。
   エビネは林床の腐葉土が堆積し、豊富な糖などの栄養のある場所に自生している。
   このエビネをコマクサと同じような用土で植えるというのは、前記したように「拷問」であろう。
   とんでもない栽培法がこれまで行なわれて来た。
   その結果、肥料で作るから・・・・衰弱、肥料の悪循環で絶種、ウイルス・・・・ナンプ。
   これでは、日本の山からエビネがなくなったのは当然である。

   問題はモンスーン気候のラン。
  Cymbidium、デンドロ、バンダ、コチョウラン、カランテ、パフィオ・・・。
  これらのランは貧栄養植物ではない。
  ところが、このようなランを、水ゴケ、バーク、軽石、ヤシ皮の貧栄養コンポストで植えてきた。
  相当栽培に無理がある。
  ランは泣き泣き生きてきたのかもしれない。
  このため一度弱ると・・・・これらのコンポストでは回復は困難を極める。
  コチョウランのような単茎種は絶望に近くなる。
  食虫植物栽培のコンポストを同じというのは、どう見てもおかしいのである。

  カトレアはどうか。
  カトレア栽培は、前記のアジアのモンスーン気候より厳しい栄養条件である。
  この微妙な栄養の違いが、素焼鉢と水ゴケ栽培というものが定着した。
  しかし、カトレアは本当の「貧栄養植物」ではない。
  交配種を見れば、非常な大型の体まである。
  ここに交配種の水ゴケ栽培の無理が出てくる。
  肥料を多く与える栽培になる。
  窒素過剰投与。
  これで栽培出来るかに見えるが、3年後、落とし穴が待っている。
  新しい貧栄養の水ゴケで植え替えたとたんに作落ち。
  株の勢いが極端に落ちる。
  回復するのに2、3年を要する。
  冨栄養系植物なのである・・・カトレアは!!
  ワルケ、ノビリはどうか?
  カトレアの原種の中ではベンケイソウ科の多肉植物に近い・・・貧栄養植物だから・・・・コルクにもつける。
  しかし、未だに本物の貧栄養植物にはなっていない!!
  葉をつけるバルブと葉のないバルブが混在する。
  それで、SUGOI-ne2号ゴールドで素晴らしい生育になる。
  やはりラン菌が栄養を供給するようになっている。

  パフィオのパービセパラム亜属とブラキペタラム亜属はどうか。
  石灰岩の不毛の場所に自生する。
  だから、これまで礫栽培が良いとされてきた!!
  本当にそうなのか?????
  当然礫栽培では・・・・肥料を与える!!
  「ナンプ病」が多発する!!
  ブラキは「ナンプ病」に弱い!!
  そう表現してしまう。
  肥料というのは効くものほど怖い!!
  ここが一番重要なところ。
  必ず硝酸態窒素過剰の問題が出る!
  稲で言えば・・・イモチ病である。
  イネとランは兄弟。
  病気発生には共通点がある。

   賢明な人なら、なぜこういう問題が起きるかすでにお解りだろう!
   ラン栽培者の中にはブラキ、パービセパラムの自生地に行った人も多い。
   だが、そこに生息している材木腐朽菌、ラン菌のことを考えて、自生地を観察した人はいない。
   貧栄養植物としてのブラキ、パービセパラムが生き続けるには「糖」が必要なのである。
   僅かな枯れは、植物死体を材木腐朽菌が分解いた炭素化合物、糖である。
   ところが、礫栽培では・・・この材木腐朽菌がいない。
   エネルギー源としての炭素化合物が鉢内にない。
   それに肥料を与える。
   当然硝酸態窒素過剰になるから・・・・・ナンプ菌が大繁殖!
   ブラキはナンプ病に弱い・・・という濡れ衣になる。
   ブラキから見たらとんでもないことである。
   これは、石灰岩、蛇紋岩に自生するアツモリソウも同じである。
   これをコマクサと同じ用土で植える。
   日本の園芸は根本のところが間違っているようである。
   材木腐朽菌削除ということは・・・即・・・・自生地の炭素循環システムが削除されているのである。

   ブラキ、パービセパラムはSUGOI-ne栽培はコワイ・・・という人がいる。
   全く逆である。

   ブラキ、パービセパラムだからこそSUGOI-ne2号ゴールドで植えるべきものである!!
   これは、エビネにも当てはまる。
   コチョウランにも当てはまる。
   肥料漬けのラン栽培である・・・・。
   こういう栽培のランを・・・乾燥させたらどうなる。
   今、問題になっている「塩類蓄積」が鉢に起こる。
   体が弱るから、細胞の防御機能が劣るようになり・・・・ナンプ病。
   「消毒」では止めることが出来ない!!

   こういう株をSUGOI-neで植えても、なんともならない。
   こういう人ほど、SUGOI-neで植えると病気がでる!!
   そう言う。
   根本から・・・これまでの栽培を再検討することである。
   パフィオがブームになってから栽培始めた人多いから、無理もないが・・・・。

   ランの種子には胚乳がない!!
   このことを理解しないとSUGOI-ne炭素循環の「糖」の意味が理解できない。
   一般の植物の種子には「胚乳」が具備している。
   稲ならこの胚乳の養分で本葉7枚近くまで生育できる。
   大豆なら・・・。
   ダイコンなら・・・・。
   この胚乳の澱粉、養分は、前年の光合成の澱粉である。
   太陽エネルギーの固まったものである。
   枯れ葉も、植物の死骸も太陽エネルギーが炭素化合物になったリグニン、セルロース、ペクチンである。
   これを材木腐朽菌が分解すれば「胚乳」と同じになる。
   ランには胚乳はないが、ラン菌のいる自生地では、材木腐朽菌が胚乳を製造してランに供給しているのである。
   ラン栽培の下手な人のランを見ると・・・・・
   葉で十分な光合成が出来ない。
   だから・・・・良く生育しない。
   こういう人に限って・・・・多くの肥料を与えて・・・大きく生育させたい。
   ラン菌のいないコンポストでは・・・・塩類蓄積。
   根腐れが怖いから秋に乾燥。
   全然よくならない。

   ランのプロトコームが生きられる条件など考えもしない。
   プロトコームに胚乳がないから・・・・ラン菌がいなければ自生地では発芽しない。
   事実軽石、水ゴケにプロトコームを植えても発芽しない。
   SUGOI-neは発芽する。
   ここまで研究すれば・・・SUGOI-ne栽培は大成功である。
   SUGOI-neで失敗した人は・・・・プロトコームを研究しない人である。
   ランの種子に胚乳がないことを想定しない人である。
   毎日卵を食べていながら・・・・黄身を考えない・・・・・。
   トリの卵には黄身がある。
   植物の種子の胚乳と同じである。
   
   胚乳のないランの種子が貧栄養の場所で発芽し、生育できるのは・・・・ラン菌の炭素循環があるからである。
   胚乳の代わりになるもの・・・・それがラン菌が供給する炭素化合物、糖である。
   ランはできる限り種子を軽くして・・・広範囲に新天地を求められるように・・・胚乳を削除した。
   このハイテクでヒマラヤのエビネが・・・・日本の孤島「御蔵島」に飛来して「ニオイエビネ」に進化定着した。
   ヒマラヤのCymbidiumが・・・・日本のシュンラン、カンランになれた!
   ランの種子は・・・・究極のハイテク種子である!
   ここからSUGOI-ne開発がスタートしているから、SUGOI-neを使用する場合は、
   この宇井清太のSUGOI-ne講座を読んで、研究して欲しい。
   これまでのランの本にはラン菌から見た栽培法ではないので、
   ランの本当のことが記されていない。

   ランの鉢栽培では、前記したように宇井清太の試験がことごとく失敗したように、人間では出来ない!!
   鉢に砂糖、ブドウ糖などの糖を注入して、ランが素晴らしい生育するのであれば・・・・苦労はない。
   ラン菌の働き、機能は・・・超ハイテクで現在の科学ではほとんど解明されていない。
   SUGOI-neの開発で・・・初めて拓かれる世界である!!
   だから腐生ラン、イチャクソウ・・・の栽培は困難どころか栽培できない!!
   この腐生ラン栽培から見れば・・・・カトレアもシンビもデンドロも簡単なものである。
   葉があるから・・・どうにか光合成出来るもの。
   腐生ランの世界。
   これをSUGOI-neは再現した。

   SUGOI-neを生かすも殺すも、使う人の能力次第である。
   勉強というのは死ぬまで続く・・・・。
   安易にSUGOI-neを使ってはならない!
   中途半端なラン知識ではSUGOI-neを理解できない。
   こういうことは、これまで、いかなる本にも書かれたことはない。

  宇井清太のこのホームページは、世界最先端のことを書いている。
  だから本ではなくインターネットである。
  瞬時に・・・皆様に最新情報を提供できるからである。
  いいものが出来たものである。
  SUGOI-ne栽培は・・・・ランの本ではなく・・・・インターネットである。
  最新の情報というのは、本では遅すぎる!!
           
      

  


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 SUGOI-ne基礎講座

    SUGOI-ne ラン菌と
        貧栄養植物としてのランと腐生ラン


                                                     宇井清太
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